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「ハロウィンが盛り上がっている・定着した」といつから感じたか

昨年、今年と10月31日のハロウィン仮装者の練り歩きが話題になったせいか、マスコミ、ネットブログ問わず各メディアで「そういえばいつから日本でハロウィンが定着したのか」みたいな記事をよく見かけます。

d.hatena.ne.jp

個人的にいつからハロウィンが「流行ってる」「定着した」かと感じたか、メモとして、書き残しておきます。

 

ハロウィンの仮装イベント

女性自身の記事によれば、日本で最も古いハロウィン仮装イベントは、1983年にキディランドが始めたものだったそう。

jisin.jp

この原宿表参道のパレードは、現在まで続き、「日本で最も古いハロウィンパレード」と銘打って人気になっているということです。

 

その後1997年から、ディズニーのハロウィンイベントや、テレビ取材が殺到する川崎市のハロウィンパレードが始まります。ハロウィンの仮装イベントはそこから広まりすでに20年近く経っているみたい。

 

ただし、イベントに興味のない、テーマパークや地域開催のイベントに行かない層には全く実感のなかったのではないか。「ハロウィンだから仮装する」ではなく「イベントがあるから仮装する」段階。メディアもハロウィンの季節だからと言って報じられるのではなく、イベントがあったから報じるという段階。

 

菓子メーカーのハロウィン限定商品

ハロウィンはお菓子をあげる、もらう行事。ということで菓子メーカーが結構早くから参入していて、9月から10月31日にかけてハロウィンの季節限定お菓子を発表することがここ数年は定番化しています。

 

 

matome.naver.jp

上のまとめは2011年の主要な菓子メーカーのハロウィン限定商品一覧。定番お菓子のパッケージがハロウィン使用に変更されています。かぼちゃ味のお菓子が作られるという話ではないみたいです。

 

具体的に各社がいつからハロウィン期間限定商品を作り始めたのかは、軽く検索した程度じゃよく分からず、自分のおぼろげな記憶からも定かではありません。1990年代後半か2000年代前半か。2007年のプレスリリースは見つかりました。(ロッテ、「エンジョイハロウィーン コアラのマーチ」など3種を期間限定で発売 - マイライフ手帳@ニュース

 

スーパー・コンビニではハロウィン使用の販促ポップが、菓子メーカーがハロウィン限定お菓子を出す前から作られていた気もします。これも分かりませんが、2000年代に入り双方が盛り上がることで10月の季節のお菓子売り場がハロウィン色に染まっていったのでしょう。

 

菓子メーカーでなければ、ミスタードーナツがなんと1977年からハロウィンキャンペーンを行っているみたいです。(1970年代|ミスタードーナツの歴史|事業情報|ミスタードーナツ

 

ハロウィン商品やイベントへの2000年代の冷めた反応

最初のハロウィンイベントが始まってから20年以上経っていますが2000年代にはまだ定着したとも感じられることもなく、2000年代半ばのハロウィンイベントを報じる記事への2ちゃんねる界隈の反応は非常に冷めたものでした。

【ハロウィン】六本木ヒルズで3,000人のパレード「ハッピー!ハロウィン2006」

5 :やまとななしこ:2006/10/19(木) 08:20:47 ID:8ZqTRbAv
もう10年以上ハロウィンネタをやっているが、さっぱり定着しませんな。

同じようなレスを至る所で見た気がします(一部記憶に恵方巻きへの反応が混ざっているかも)。

 

以下は2011年の2ちゃんねるのまとめ記事ですが、この時期になると毎年のように「なぜハロウィンは流行らないのか、企業が必死になって流行らせようとしているのにかかわらず」という疑問がネットで提示されていたと思います。

himasoku.com

 

印象に残っているのは、ハロウィンを盛り上げたい在日外国人が電車ジャックしてハロウィンパーティをしようとした件。

 

2006年のハロウィンの季節、山手線に仮装した外国人集団が乗り込んでパーティのノリで騒いでいた動画が拡散し、ネットで批判されました。

世の中を生暖かく見守るブログ : ハロウィン山手線占拠はJRの責任at外人掲示板

 

翌2007年、またも電車内でパーティする計画があるとされ、2ちゃんねるで話題になってます。計画がどうなったかは覚えていないですが。

blog.livedoor.jp

 

以上は、電車内でのハロウィン計画が非難されている、という話で、当時「イベント会場限定で騒ぐならともかく公共の場を占拠しようとするなよ」と批判されていたのでした。「マナー違反はマナー違反だが楽しそう」という声も結構あった気がします。

 

イベントでもないのに、外で、集団で、仮装して、どんちゃん騒ぎ。ハロウィンにこういうイメージは当時日本ではメジャーではなかったと思います。

 

なんとなくメディアがハロウィン流行らすのに本気になったな、と感じた2012年

流行ってる、定着したとは思わないけど、10月になるとかぼちゃのお化けのイラストが商店に現れるのが定番となった2010年代。「うわ~メディアが本気でハロウィン流行らそうとしてきた~」と感じたことがありました。

HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA - Wikipedia

HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA(ハロウィン・ジャンキー・オーケストラ)は、HYDEを中心にハロウィンの期間限定で結成される日本のバンド。

概要
多数のアーティストが参加する、VAMPS主宰のハロウィンライヴイベント『HALLOWEEN PARTY 2012』の参加アーティストを中心に結成。
2012年10月17日、2011年の『HALLOWEEN PARTY 2011』で誕生したハロウィンソング「HALLOWEEN PARTY」の初回限定盤と通常盤が発売された。

L'Arc~en~CielのHYDEが主催してハロウィンソングを発売したのが2012年。この曲が朝の情報番組などで何度も取り上げられるわけで。ミュージックステーションか何かに出た時にHYDE自ら「日本にハロウィンを定着させたくて作ったユニット」なんてことを言ってましたが、このHYDEのユニットの活動とともに、なんとなくメディアへのハロウィンの露出がそれまでより増えた感じが個人的にするのです。

 

あともう一つ。2012年はきゃりーぱみゅぱみゅのヒット曲『ファッションモンスター』が発売された年でもあります。ハロウィンパーティをモチーフにしたれっきとしたハロウィンソングであり、ユニクロのCMを通じて延々とテレビで流され続けました。

 

電通』が本気でハロウィンを流行らせようと攻勢をかけてきた、と当時思い、その時は「それでも流行らないだろう」とも考えていたわけなのですが……

 

2012年というのはリアルの街中でもハロウィン受容について重要な年だったようで、

shiba710.hateblo.jp

「ここ数年、渋谷を定点観測してきた」上記のブロガー氏においても、東京でハロウィンが「ハジけた」のは2012年だったという実感があるそうです。

 

渋谷ハロウィン

マスコミ報道では週末に日程が重なった2014年、2015年の盛り上がりを強調していますが、ネットを通じて私が「渋谷、スクランブル交差点付近で仮装した若者が自然発生的に集まっている」ことを認識したのは2013年以前だったと思います。

bylines.news.yahoo.co.jp

上記の、都市の若者はなぜハロウィンに盛り上がるのか、を分析した記事でも「ここ5年ほどのこと」としています。

2014年の11月のバラエティ番組ではすでに「ハロウィンの日に芸能人が仮装して街を歩いて一般人は気づくかモニタリング」なんてコーナーが放送されていたので、昨年大盛り上がりになる前に、すでにハロウィンの日に街が仮装者で混雑することは有名だったはずです。

 

2013年にはすでに「ハロウィン盛り上がっててヤバイ」という雰囲気が形作られていました。

hamusoku.com

 

 

個人的に、「東京のハロウィンは本当に盛り上がっている」と思ったのは2013年から、ということで。