スマホなどでのデータ通信量のことを、その単位「GB(ギガバイト)」にちなんで「ギガ」と呼ぶ人が増えている、という記事。
契約しているプランの通信量を超えると、通信速度が低速に制限され、ネット利用に困難をきたすようになるため、「ギガが減る」「ギガが足りない」「ギガがやばい」「ギガが復活」などといった使い方がされている。
twitterでは月末と月始めに、この用語を使っての投稿が多くなるようだ。twitter検索でざっと見てみると、2015年にはすでに多くの人が使っていて2016年には完全に定着している感がある。
だらだらと調べていると、「ギガ」を「通信量」の意味で使っているツイートは2012年10月まで遡れた。*1
おはようございます♪昨日docomo に行って聞いてきた。何だか良くわからないけど、ギガがオーバーしてるので、動画が観られないらしい‥どうせぃと言うのじゃ!今だと、タブレットが無料なので、そのギガ?をブラスすれば良いと‥?ん~?ま、今日もファイティン( ̄▽ ̄;)
— noripyopyopyo(ムニムニ) (@noripyopyopyo) 2012年11月27日
ただギガが越えてて重たくなっただけやったw来月からは普通やってw機械は無理だよ(^。^;)
— しむさん (@SjlvTvxq) 2012年10月27日
この時期に何があったかというと、2012年10月1日からドコモがXiのプランで月7GBの通信量を超えると通信速度を128kbpsへ制限することを始めていた。
それ以前であれば、スマホほ話題で「ギガ」と言えば、内蔵ストレージのROM容量のことであった。
iPhoneのギガがちょっと増えたので曲いれまくる(・∀・)レキシ スピッツ コッコ サンボ エルレ ウルフルズ 19 salyu フジファブ スペアザ superfly...めちゃくちゃだけど、林檎ちゃんばっかだったからまとめていろいろ♡
— 多佳子 (@tacacoc5) 2012年10月22日
今ではこの意味で「ギガ」を使う人は少なくなっている。
最近話題になってた話。
今は「スマホのGB(ギガ)」といえばRAMでもROMでもなく、月の通信量プランのことを思い浮かべる人が多いとか。月末に悲鳴を挙げてるユーザーにとって「32GB」は脅威の数字ではないか。
*1:ここまで検索するので力尽き、それ以前の用例まで調べていない。削除されり非公開のツイートは検索結果に反映されないので、これらツイートが「最初」なのかは分からない。